2016年05月03日
見えない分かりづらい何かを求めて
杜の宮市はイベントですが、ただのイベントではなく立ち上げ、維持してきました。
この地域で比較的強く欠落していること・・・
市民が自分の地域をシフトさせていくために大切なこと。
自分たちで決めて自分たちで貫いて実践していくこと。
上下なくフラットな関係性の中で共同作業と分業をしていくこと。
個々の個性や適性を評価しつつ互恵関係を築いていくこと。
文化は享受するだけでなく高く掲げ続けてやっと守れること。
言うだけでなく行動し続けること。
具体的行動の中に未来への考えを埋め込み、伝えていくこと。
お金は重要だけど志と想いで何倍も有用に働くこと。
自分のことも他人のことも大切にバランスとりながら進んでいくこと。
イエスでもノーでもない、第三の選択を探し続けていくこと。
カネもコネもモノも強くない小さなヒトが集まって、しかし大きな共有する想いを形にしていくこと。
そうしたことを。具体的実践活動の中で培い、培うことで活動を継続し、継続する中で文化・土壌を強めること。その見えない、分かりづらい何かを求めて活動そのものをデザインし、しつこく繰り返してきました。
表面上は楽しくおちゃらけた遊びですが、そのステージの覆いの下には必死の未来への想いを詰めこんでいます。
能動的主体的市民を目指して。私たち自身が志民であることを目指して。
深夜、自分でやった作業の一つ一つを仲間に伝えるため、備品にメモを貼りまくるスタッフ。
少しづつですが進んでいく我々。
見えない分かりづらい何かを求めて。
posted by 星野博 at 07:02| Comment(0)
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